●B・K・F3をもつ複合耐病虫性台木
青枯病(B)とコルキールート(K:褐色根腐病)に強い耐病性を示すF1台木。
青枯病とコルキールートのほか、トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)とレース2(F2)およびレース3(F3)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病(V)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。
●茎が緑色で接ぎ木間違いがなし
幼苗期の胚軸の色が緑色で、紫色の穂木品種との区別が一目りょう然。接ぎ木間違いを起こしにくい。
●主根主体の根圏でスタミナがある
初期から主根主体で根が伸びる。細根はゆっくり発生してくるので、初期生育はややおとなしめに進む。生育が進むに従い、徐々に馬力がつき、根が深く入っていくことでスタミナが増す。
●抑制栽培や促成栽培に最適
定植直後が低地温だと根の生育が緩慢となり、地上部とのバランスが崩れ萎れやすくなる。従って、地温がしっかり確保できる抑制栽培や促成栽培(10月中旬定植まで)が最適作。それ以外の作型では、地温15℃以上を確保して定植する。