特長
■ 新しいタイプの薬剤
コナジラミ類成虫の飛来、吸汁、交尾を阻害する行動制御剤です。コナジラミの種にかかわらず効果を示し、また既存剤への感受性低下を起こしたコナジラミにも有効です。
■ 植物ウイルス媒介抑制効果
コナジラミ類による植物ウイルスの媒介も抑制します。ウイルス感染の危険性が高い定植初期からの利用で、難防除であるウイルス病の蔓延を防ぎます。
■ 植物由来成分
有効成分は植物由来の食品添加物です。そのため、使用回数に制限がありません。また、有用生物への影響も少ないため作期を通して安全に使用でき、IPM体系にも適しています。
効果・薬害等の注意事項
1) 本剤はコナジラミの成虫に対する忌避効果が主体の剤であり、他のステージに対する効果はないか劣るので、成虫の飛来前や発生初期に使用してください。
2) トマト、ミニトマトの果実に対して、散布液がたまるような状態や、濃度が濃くなった場合には薬害を生じることがあるので、使用濃度を厳守し、薬剤の
乾きやすい時に散布してください。
葉に対しても、薬液の滞留部の一部にも薬害を生じることがあるので注意してください。
3) 本剤の使用に当たっては、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。