特長
●在圃性のよい秋・春どり中早生種
じっくり生育する中早生種で、温暖な時期でも葉柄が長くなりにくく在圃性が高い。
秋・春どりの栽培に最適する。
●葉柄が太く、株張りのよい多収種
葉枚数が多く、葉柄は太く生育するため株張りがよい。
葉肉が厚く重量がでて収量性が高い。
●収穫・調製作業が容易
草姿立性で株ぞろいがよく、葉柄はしなやかで折れにくい。
収穫・調製作業時の葉折れが少なく、結束・袋詰め作業が容易。
●べと病抵抗性
べと病レース1〜12、14〜16に抵抗性をもつ。
栽培の要点
●発芽をそろえる
発芽するまでは適宜潅水を行い、乾燥や過湿を避け適湿を保つ。
低温期の播種では、ビニールトンネルや不織布のベタがけなどで
地温を確保し、発芽を促進させる。
●適播種期を守る
在圃性が高いが、上昇気温下では生育は早くなるため、
良品出荷のために播種適期を守る。
低温期は生育が緩慢になるため、一般地の厳寒期どりは避ける。
●べと病対策
ホウレンソウのべと病はレース分化が起こりやすく、
抵抗性品種といえども登録農薬による予防散布や
耕種的防除を心掛け、総合的なべと病対策を実施する。
●導入の狙い目
秋冬どりの早生種と同時期に作付することで、
収穫の切れ間なく連続出荷が狙える。
蒔き時期は画像をご確認下さい