特性
1. 耐暑性に優れる中生・平玉品種(定植後約75日)。
2. 草姿はコンパクトで外葉は濃緑、生育の後半まで健全な状態を
維持しやすい。
3. 玉ぞろいが非常によく、倒伏(ころび)の発生が少ないため、
収穫作業性に優れる。
4. 球色は鮮やかな濃緑色で、青果品質に優れる。
偏円球のほどよいサイズでそろい、箱詰めしやすい。
5. 萎黄病抵抗性、黒腐病およびバーティシリウム萎凋病に
強い耐病性がある。
適応性
●耐暑性に優れ、高冷地・冷涼地の8月中旬〜10月中旬どり、
一般地・暖地の10月下旬〜11月どりに好適な品種です。
●一般地・暖地の10〜11月どりは、黒腐病の発生が
問題になりやすく、キャベツの栽培に大きな影響を与える作型です。
しかし、本品種は黒腐病耐病性に優れるため、
安定した収穫が見込めます。
●春まきなど温度上昇期の作付けは、球形がボール状、
小玉になりやすいため避けるようにしてください。
蒔き時期をご確認下さい。