特長
・果重2.0〜2.5kg程度。果皮は黒緑色の球形で、果肉は厚く、肉質は粘質。
・果皮の退色や肉質の劣化が遅く、貯蔵性が高い。
・ごく強勢で耐暑・耐干性にすぐれ、粗放栽培に耐える栽培容易な多収種。
・交配後45〜50日で収穫期を迎える。
・台木としては、ウリ類に高い親和性をもち、スイカ、キュウリ、
ノーネットメロン、マクワ、シロウリなどの台木に適する。
栽培の要点
・生育が極めて旺盛なため、施肥量は普通カボチャの4〜5割減とする。
・花粉が出ないので、ほかのカボチャを受粉用として2割程度混植する。
・台木用途では、低温伸長性が増し、ウリ類のつる割病が回避でき、
スイカの急性萎凋症を防止する。